雨天炎点 村上春樹 新潮社

ロード・エッセイという表現が妙に似合う男。村上春樹の旅行記。1998年らしいのでノルウェーの森が爆発的に売れ名実ともに成功を収めた翌年。少なくとも当時、彼の人生において1番の絶頂期となる。ちなみに上下巻合わせて1000万部売れてるらしい。Aiでいくら稼いでるのか計算してもらった

Q.1987年9月に発売された村上春樹のノルウェーの森。これが1000万部以上売れてるということらしいが、印税は一体いくらになるのか本気で計算してみてほしい

A.結論として、総印税は印税率10%で約12〜13億円、15%で約18〜19.5億円の範囲と見積もられる。実際の契約や重版ごとの調整で変動する可能性があるが、これが本気の計算結果だ。1988年頃の納税額(約2.5億円)から逆算すると、当時の印税収入は税率(約50〜70%)を考慮して5〜8億円程度と推定されるが、これは初版ブーム期のみ。

嫁を日本において仲間とがっつり旅行できるって最高やん!!っと思ってたらこんだけ稼いでるねんな笑。そら羽伸ばしてきらええがなとニコニコと送り出してくれるはずやろなとおもってたら、トルコで20分電話したくだりの中で奥さん普通に怒ってた。やっぱり結婚って大変やな。

このようやく電話できたディヤルバルクの町にはトルコ公認買春地域ががあり『もちろん僕らはそんなところには行かなかった』と奥さんに対してのせめてものフォローのつもりなのか一言二言多いところが個人的には好き

器用なようで不器用な感じがこのロード・エッセイにはたびたび出てくる

ただ相変わらず、情景の表現は凄まじいものがある。序盤にギリシャの海について得意の比喩を用いて美しさに感銘を受けたことを表現してる文章がある。これは真似できひんなと格の違いを見せつけられた。

ギリシャは、アトスというギリシャ正教の聖地を巡る旅となる。全く知らない地だったが、丁寧な解説により理解することができた。ある読書会でアトスについてがっつり説明しようと試みたことがあったが、あまりにもみな興味なさそうだったのでやめたw一神教という点が大きく違うが、仏教の修行と近しいものを感じた。日本の宿坊がここアトスでは修道院。日本では武将により寺を荒らされたことがあり、アトスでは海賊に襲われ荒らされた過去がある。

僕は、彼と同じように一発何かで当ててドカーンとお金が入ったらイタリアのサンマリノに行ってみたい。そこで1年ぐらい生活してそこでの暮らしをフランクに書けたらなという夢を抱くようなった。三重県にサンマリノ神社があるみたいなのでそこを参拝することから書き始めたい

トルコでは21日に滞在して一周したらしい。ほんまに羨ましい。国内でも21日もあればあらゆるところまわれてしまう。贅沢すぎる。

パンが美味しいという情報を初めて知ったし、チャイという名の紅茶も癖になる味という

トルコ人は親日とは聞くけど、想像以上に親切だった。ただやはり地域によっては危ない目にあったところもあると書いてある

そんな時に役に立つのがタバコでしかもマルボロ

これを渡せばみんな機嫌よくなってくれるらしい

トルコの東部アナトリアはハードモードらしい。面白いがもう一度行きたいかといえばNO。そんな感じ。なんとなく言わんとしてることはわかる。

クルド人についても記載がある。7世紀から存在しており、トルコ・イラク・イランの3カ国にまたがった地域に住んでいるらしく、誇り高い人種でもあるらしい。ただこの3カ国の政治的な思惑により振り回された人種でもある。クルド人問題についてはまた別の本でじっくり読んで理解を深めたい

これからは移民とどうやって共存していくかがポイントとなりそうだから

トルコの歴史というのも非常に興味をもつきっかけとなった

2025年9月1日 読了

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