そうか・・・小泉さんの年齢を越えたんやな・・・
教えてもらった蕎麦屋「そば吉」で天ぷら蕎麦をすすりながら53歳となった同僚が呟いた
法事のあと京都市内に戻って酒を飲む予定だったが
次の日仕事だという77歳の叔父貴がいたので法事が終わってすぐ軽く食事をして帰ることにした
来月は20日も仕事あんねん。とはいいつつも表情は明るい
深く深く物事を掘り下げる方なので今の職場でも重宝されてることは容易に想像できる
人格者でもあったので仕事以外の事も僕ら3人は聞いて貰ってた

蕎麦屋は創業40年以上で現在は2代目
先代は関東の埼玉で修行して多賀大社近くに店を構えた
最初は関東の味で勝負していたため出汁が濃く不評だったらしい
それ受け改良に改良を重ね関西人のクチに合うように仕上げ
見事、子供にバトンを渡すことができたという
この日は兄弟でお店を切り盛りされており
弟さんのほうからたくさんお話をお伺いする事ができた
なんだか旅をしているような気分になり少しだけ気持ちが晴れた

なんで小泉くんは亡くなってしまったんやろな。なんか意味あるんやろうな。だって僕らがこうやって集まることがちょっと普通じゃないやんか。
37歳、53歳、77歳
親子っていう歳の差でもなければ友人っていうのでもないし祖父っていう関係も違う
これもまた永遠のテーマ
配慮はするが遠慮はしないぐらいの接し方でやらせてもらってるが
その感じを抵抗なく受け入れてくれたのがこの方々でもあった
4人の中で誰が一番癖が強いかってなると
これもまた難しい
なるほど
またいらんこと気がついてしまった
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